企業ブランディングの注意点

個人企業のブランディングについて

ブランディングは、大企業や中小企業だけで行われているわけではありません。個人企業でもブランディングを行うケースは多数あります。しかし、個人企業の場合は、大企業でブランディングを行うよりも難しいとも言われています。

個人企業では従業員数が少なく、マーケティングや広報といった特定のジャンルに社員が属するわけではないので、その分野においては疎くなってしまいがちです。

個人企業や個人事業主の場合、自社について冷静に判断する能力が求められます。

自分で設立した会社であれば、ともすれば主観的な考えに走りがちです。個人企業や個人事業主の場合は、大企業ほどの大きなブランド力はありません。

特定の商品を扱うというよりは、小規模なサービス業を営むケースがほとんどです。

飲食店や美容院、理容院などの小さなお店を経営する個人企業や個人事業主の場合は、商品を顧客に直接的に販売することはほとんどありません。

食事を提供するサービスや美容・理容のサービスを行うのが中心で、販売の対象となる商品が存在しません。

そのため、個人企業や個人事業主がブランディングを行う場合は、顧客の目線でどのようなメリットが享受できるのか、提供するサービスに個客がどの程度満足しているのか、冷静に判断することが重要です。

 

企業の知名度と認知度の違いとは?

企業ブランディングを行う前に、企業の知名度と認知度の違いについて十分に理解しておく必要があります。

一般的に「知名度」とは、おもに企業・商品・人物を対象として使われる言葉で、「知名度が高い」「知名度が低い」といった表現をします。

「知名度が高い」とは別の言葉に置き換えると「有名である」ということになります。身近な例を挙げると売れっ子の歌手やタレントは有名人であり、知名度が高いです。

知名度と認知度は一見よく似た言葉ですが、実はニュアンスに大きな違いがあります。

知名度とは単純に商品や人、企業などの名前がどれほど有名であるかという意味です。知名度という言葉には「知る」という漢字が含まれており、単純に知っているか知らないかの違いです。

認知度という言葉には「認める」という意味が含まれています。たとえば、ある企業のある商品についてテレビのCMを何度も見ていてすでに知っている場合や、多くの人がそれを知っている場合は「知名度が高い」と言います。

認知度は、知名度よりもさらに上をいく感じのニュアンスです。

知名度が高い商品であっても、必ずしも認知度が高いとは言えません。

その商品を実際に使った結果、使い心地が良くてリピートしたいと思える商品であれば、商品としての価値が高くなり、それを認識する人が増えることによって認知度もアップします。

認知度が高くなれば、良い商品であることが世の中に広められ、売上実績を伸ばすことができます。

この点をしっかり踏まえた上で、ブランディングを実践すれば良い結果に結びつくことでしょう。